その柔らかい雰囲気と中性的な魅力で、男女問わず支持され続けている俳優・坂口健太郎さん。
映画やドラマだけでなく、CMや雑誌の表紙も飾り、今や国民的な人気を誇る存在となっています。
しかし、そんな彼にも意外な転機と葛藤を経た“デビュー秘話”があったことをご存じでしょうか?
この記事では、坂口健太郎さんがどのように芸能界入りし、俳優として成長していったのかをじっくりとご紹介します。
目次
芸能界入りのきっかけは「MEN’S NON-NOモデルオーディション」
坂口健太郎さんが芸能界へ入るきっかけとなったのは、**2010年に応募した「MEN’S NON-NOモデルオーディション」**です。
当時、大学生だった坂口さんは友人の勧めもあり、このオーディションに応募。
見事合格し、MEN’S NON-NOの専属モデルとして芸能活動をスタートさせます。
その爽やかでナチュラルな雰囲気は瞬く間に注目され、読者からの人気も急上昇しました。
モデルとしても異例のスピードで人気に
坂口さんは、デビュー当初から雑誌内でも高い人気を誇り、わずか1年足らずでカバーに登場するほどの存在に。
多くの男性読者からも“こんな風になりたい”と憧れの的となり、「ナチュラル系男子」の代表格として認知されていきます。
しかし、彼の中では次第に“表現すること”への興味が芽生え始めていました。
俳優業への挑戦は「できるわけがない」からのスタートだった
モデルとして順風満帆だった坂口さんですが、あるとき事務所から俳優業への挑戦を勧められます。
当初、坂口さん自身は「自分が芝居なんてできるわけがない」と思っていたといいます。
それでも、何か新しいことに挑戦したいという気持ちもあり、2014年に映画『シャンティ デイズ 365日、幸せな呼吸』で俳優デビューを果たします。
ドラマ『コウノドリ』で俳優としての評価が一変!
大きな転機となったのは、2015年に出演したドラマ『コウノドリ』での演技でした。
坂口さんは、クールで合理主義な新生児科医・白川先生を演じ、その自然体でリアリティのある演技が視聴者から高く評価されました。
この作品をきっかけに、坂口健太郎さんは**“俳優としても一流”**という認識が広まり、次々とドラマや映画に出演するようになります。
役作りへのこだわりと成長し続ける姿勢
坂口さんの演技は「ナチュラルで飾らない」と評される一方で、実は役作りには非常にストイックな姿勢を持っています。
作品ごとに丁寧に人物像を掘り下げ、「自分のままで演じることはせず、役の中にしっかり入り込む」ことを意識しているそうです。
この真摯な姿勢が、彼の作品に深みを与え、俳優としての信頼を確かなものにしています。
まとめ|坂口健太郎さんのデビュー秘話は、自信のなさを越えた挑戦と覚悟の物語
坂口健太郎さんのデビュー秘話は、モデルから俳優へと転身する中で感じた**「自分には向いていないかもしれない」という不安と葛藤を乗り越えた努力の物語**です。
華やかなビジュアルに隠れた真面目さと探究心こそが、彼の魅力の源であり、演技の奥行きを生み出しているのです。
これからも、坂口健太郎さんがどんな表情を見せてくれるのか、大きな期待が寄せられます。