Snow Manの中でも“舘様”の愛称で親しまれ、上品な佇まいと紳士的な振る舞いで多くのファンを魅了する宮舘涼太さん。華やかなイメージとは裏腹に、長い下積みと揺るがない努力によって築き上げられた彼のキャリアには、多くの人が知らない“デビュー秘話”が隠されています。今回は、宮舘涼太さんの芸能界入りから、Snow Manとしてデビューするまでの軌跡を詳しくご紹介します。
目次
ジャニーズ入所は中学1年生、きっかけは友人の推薦だった
宮舘涼太さんがジャニーズ事務所に入所したのは2005年、中学1年生のときです。自ら応募したのではなく、友人が彼の履歴書を送ったことがきっかけでした。突然のオーディション参加にも関わらず、その品のある雰囲気とバランスの良いスタイルで見事合格。
ここから、長く続くジャニーズJr.としての道が始まりました。
Jr.時代は“縁の下の力持ち”として着実に経験を積む日々
デビュー前のJr.時代、宮舘さんは華やかなポジションではなく、バックダンサーや舞台出演を通して地道に実力を磨く日々を過ごしていました。同じSnow Manのメンバーである渡辺翔太さんとは入所時期も近く、切磋琢磨しながら活動してきたこともファンの間では有名です。
一歩ずつ着実に、目立たずとも自分の“立ち位置”を確立してきたその姿勢こそ、現在の彼の落ち着いた佇まいの源といえます。
Snow Man結成と“貴族キャラ”の誕生の裏側
2009年、ジャニーズJr.内ユニット「Mis Snow Man」が結成され、宮舘涼太さんはそのメンバーに選出されます。のちにこのグループが「Snow Man」となり、メンバー構成が変化する中でも中心的な存在として活躍を続けました。
そして次第に、舞台やバラエティで自然と育まれていったのが“貴族キャラ”という独特のポジションです。丁寧な言葉遣いや所作を意識するようになり、次第にそれが本人の魅力として定着していきました。
デビュー秘話:苦節14年、諦めずに掴んだ夢
宮舘涼太さんがCDデビューを果たしたのは2020年、Snow Manとしての「D.D.」リリース時です。入所から14年という長い月日を経て、ようやくつかんだデビューは、彼にとってまさに人生の転機でした。
「長かったけど、無駄な時間はなかった」と語るその言葉には、積み重ねてきた努力と揺るがぬ信念がにじんでいます。
メンバーとの関係性は“兄弟のような安心感”
Snow Manの中での宮舘涼太さんは、穏やかで落ち着いた“まとめ役”的存在。グループを俯瞰で見ながらも、自分が必要とされる場面ではしっかりと前に出て役割を果たします。
特に長年苦楽をともにしてきたメンバーたちとの関係は、もはや“家族”や“兄弟”のようなもの。強い信頼関係があるからこそ、バラバラな個性がひとつにまとまったSnow Manというグループが成り立っています。
舞台やバラエティでの活躍がさらに魅力を引き出す
宮舘涼太さんはSnow Manの活動に加え、舞台やバラエティ番組でも活躍しています。特に舞台では、その表現力と身体の使い方に定評があり、年々その存在感は増しています。
また、バラエティ番組では貴族キャラとのギャップや天然な一面が垣間見えることで、さらにファン層を広げています。
まとめ
宮舘涼太(Snow Man)さんのデビュー秘話は、地道な努力と仲間との強い絆、そして決してブレることのない信念によって築かれた“誠実な芸能人生”です。デビューまでにかかった14年は、無駄ではなく、すべてが現在の魅力へとつながっています。
これからもその上品な存在感とプロ意識で、多くの人を魅了し続けることでしょう。