圧倒的なビジュアルと確かな演技力を兼ね備え、今や日本を代表する若手俳優の一人となった山崎賢人さん。
漫画原作の実写化作品での主演を数多く務め、「実写化キング」とも呼ばれる彼ですが、その輝かしい活躍の裏には、意外なきっかけから始まった芸能界入りのエピソードがあります。
今回は、山崎賢人さんのデビュー秘話を中心に、スター俳優としての歩みをご紹介します。
目次
芸能界入りのきっかけは原宿でのスカウト
山崎賢人さんが芸能界に入ったきっかけは、中学3年生のときに原宿でスカウトされたことです。
当時は特に芸能界に興味があったわけではなく、サッカーに打ち込んでいた普通の中学生だったそうです。
突然声をかけられ、最初は戸惑いもあったようですが、事務所の熱意に押されて所属を決意。
ここから、山崎賢人さんの人生は大きく動き始めます。
雑誌『ピチレモン』のメンズモデルとして芸能活動スタート
芸能活動を始めたばかりの山崎さんは、まずティーン向け雑誌『ピチレモン』のメンズモデルとして活躍を始めました。
女子中高生を中心にすぐに人気となり、爽やかで優しげな雰囲気が「理想の彼氏」と話題に。
このモデル時代の人気が、のちの俳優業へと繋がる足がかりとなります。
俳優としての初挑戦はテレビドラマ『熱海の捜査官』
2010年、山崎賢人さんはテレビドラマ『熱海の捜査官』で俳優デビューを果たします。
独特な世界観のミステリードラマで、少し不思議な少年役を演じたことで、その存在感が早くも注目されました。
以降、連続ドラマや映画に続々と出演し、演技の幅を広げていきます。
映画『L・DK』『ヒロイン失格』でブレイク!“実写化ブームの中心”へ
2014年の映画『L・DK』、そして2015年の『ヒロイン失格』では主演を務め、少女漫画の世界から飛び出してきたようなビジュアルと演技力で一気に大ブレイク。
以降『orange』『一週間フレンズ』『キングダム』など、数々の人気漫画原作映画に出演し、若手俳優の中でも特に“実写化に強い”俳優としての地位を築いていきます。
演技派としての評価を確立した『グッド・ドクター』や『キングダム』
山崎賢人さんの転機ともいえる作品が、2018年のドラマ『グッド・ドクター』です。
自閉症スペクトラム障害を持つ小児外科医という難役に挑戦し、その繊細な表現力が高く評価されました。
また映画『キングダム』シリーズでは、スケールの大きなアクションと感情表現の両立を見事にこなし、演技派俳優としての評価が一段と高まりました。
まとめ|山崎賢人さんのデビュー秘話は、偶然の出会いが導いたスターへの道
山崎賢人さんのデビュー秘話は、原宿での偶然のスカウトという出来事から始まりました。
そこから地道に努力を重ね、モデルから俳優へとステップアップし、いまや国民的スターとなった彼の歩みは、まさに“挑戦と成長の連続”です。
これからも、さまざまなジャンルの作品で新たな魅力を見せてくれる山崎賢人さんに、大きな期待が寄せられます。