その圧倒的なルックスと鍛え上げられた身体、そして情熱的な演技で観る者を惹きつける俳優・新田真剣佑さん。
一見すると順風満帆な道を歩んできたように見えますが、彼のデビュー秘話には親の七光りを拒み、自分の力で勝負したいという強い信念がありました。
今回は、新田真剣佑さんがどのようにして芸能界入りを果たし、俳優として成長していったのかを詳しくご紹介します。
目次
父はアクション俳優のレジェンド・千葉真一さん
新田真剣佑さんの父は、日本を代表するアクション俳優であり、ハリウッドでも活躍した千葉真一さんです。
そんな偉大な父の背中を幼い頃から見て育った真剣佑さんにとって、「俳優になる」という選択は自然なものでした。
しかし、だからこそ「親の名前に頼らず、自分の力で認められたい」という想いが強く、あえて父とは異なる道を歩み始めます。
アメリカ・ロサンゼルスで育ち、空手やバイオリンなど多彩な才能を磨く
真剣佑さんは1996年にロサンゼルスで生まれ、現地の学校に通いながら育ちました。
特に極真空手では全米大会で優勝するなどの実績があり、他にもピアノやバイオリン、英語・日本語のバイリンガル能力を持つなど、多才な青年として知られています。
この頃から演技にも興味を持ち、ハリウッドでの演技レッスンを受け始めます。
ハリウッド映画で俳優デビュー!日本では“無名”からのスタート
新田真剣佑さんの俳優デビューは、実はハリウッド映画『SPACE MAN』。
しかし、日本国内では無名に近い存在だったため、帰国後はオーディションを受けながら地道に俳優としてのキャリアを築いていきました。
2014年、日本での活動を本格化させ、あえて“千葉真一の息子”であることを表に出さず、“真剣佑”という名義で自分だけの力で勝負を始めます。
ドラマ『仰げば尊し』や映画『ちはやふる』で注目度が急上昇!
2016年に出演したドラマ『仰げば尊し』や、同年の映画『ちはやふる』シリーズにて綿谷新役を演じたことで、“演技派若手俳優”として一躍注目の的に。
特に『ちはやふる』では、原作ファンからも「イメージ通りすぎる」と絶賛され、俳優・真剣佑の名が広く知られるようになりました。
この頃から、「あのイケメンは誰?」と話題になり、知名度も急上昇していきます。
「新田真剣佑」への改名に込めた覚悟と新たな挑戦
2017年、映画『ちはやふる -結び-』の制作発表とともに、芸名を「新田真剣佑」に改名。
これは、“新たなフィールドに挑む”という決意と、代表作『ちはやふる』での役名「新」との縁を感じたことが理由とされています。
改名以降はより大人びた役柄やアクション作品にも積極的に出演し、俳優としての幅を広げていきました。
まとめ|新田真剣佑さんのデビュー秘話は、“父の背を超える”という決意が生んだ強く美しい軌跡
新田真剣佑さんのデビュー秘話は、「千葉真一の息子」という肩書きを超え、“新田真剣佑”として一からキャリアを築こうとする強い決意から始まりました。
空手や語学などに裏打ちされたスキルと、努力を惜しまない誠実な姿勢が、多くの作品で彼を輝かせています。
これからも、国内外を問わず活躍の場を広げていくであろう新田真剣佑さんに、ますます期待が高まります。