なにわ男子の頼れるセンターであり、関西ジャニーズJr.のエースとして長年活動してきた西畑大吾さん。グループのムードメーカーでありながら、真面目で繊細な一面も併せ持つ彼のデビューの裏側には、長い下積みと多くの葛藤、そして仲間との絆がありました。本記事では「西畑大吾 デビュー秘話」のキーワードを中心に、彼のデビューまでの軌跡を詳しくご紹介します。
目次
入所のきっかけは「お母さんが送った履歴書」だった
西畑大吾さんがジャニーズ事務所に入所したのは2011年。当時はまだ中学生で、本人の強い希望というよりは、母親が履歴書を送ったことがきっかけでした。最初は戸惑いながらも、オーディションを受けたその日から「ここで頑張りたい」と思うようになったそうです。
その後は関西ジャニーズJr.として、ひたむきに努力を重ねる日々が始まりました。
「あまちゃん」出演で注目された俳優としての顔
2014年、NHKの連続テレビ小説『ごちそうさん』で俳優デビューを果たした西畑さんは、翌年には『あさが来た』にも出演。関西ジャニーズJr.として初の“朝ドラ俳優”という異例の抜擢を受け、一躍注目を集めました。
その一方で、俳優としての活躍が評価される一方で「アイドルとしての自分はどう見られているのか」と悩む時期もあったといいます。演技の現場で得た経験は、のちのグループ活動にも大きく活かされることになります。
同期や後輩たちとの関係が築いたリーダーシップ
長いJr.時代を経験してきた西畑さんは、後輩からの信頼も厚く、自然とリーダー的存在としての役割を担うようになっていきます。特に、大西流星さんや長尾謙杜さんといった年下メンバーたちとの関係性は、兄のような優しさと時に厳しさを併せ持ったものです。
「自分が引っ張っていかなければ」という責任感が芽生えたことが、後のグループ活動にも大きく影響を与えることになります。
「なにわ男子」結成と“関西代表”としての重圧
2018年に結成された「なにわ男子」。関西ジャニーズJr.を代表するグループとして、東京発信のグループとはまた違った独自のカラーが求められました。西畑さんはグループの中心人物として、その重圧を誰よりも強く感じていたと語っています。
しかし、「関西の良さを全国に届けたい」という想いを胸に、笑顔を忘れずにメンバーとともに前進を続けました。
CDデビューで溢れた涙の理由
2021年11月、なにわ男子は待望のCDデビューを果たしました。発表の瞬間、西畑大吾さんは涙を流しながら「ここまで長かったけど、辞めなくてよかった」と語り、会場は感動に包まれました。
Jr.歴10年という長い道のりを乗り越えた彼の言葉には、努力・忍耐・感謝のすべてが詰まっていたのです。
まとめ:西畑大吾のデビュー秘話は“努力と継続”の象徴
西畑大吾さんのデビュー秘話は、決して順風満帆なものではありませんでした。長い下積み時代、俳優業との両立、後輩たちとの関係性――そのすべてが現在の“グループの中心”という立場を支えています。
これからも、関西の星として、なにわ男子の柱として、そして“西畑大吾”という一人の表現者としての輝きに期待が高まります。