Snow Manのインテリ担当として知られ、気象予報士の資格を持つ唯一無二のアイドル・阿部亮平さん。クイズ番組でも圧倒的な知識量を発揮し、文武両道のロールモデルとして支持を集めています。しかし、その華やかな肩書きの裏側には、芸能活動と学業を両立しながら歩んだ長い下積みと深い覚悟が詰まった“デビュー秘話”が存在します。今回は、阿部亮平さんがどのようにしてSnow Manとしてデビューを果たしたのか、その感動の軌跡をお届けします。
目次
ジャニーズ入所は中学1年生、自ら応募した挑戦の一歩
阿部亮平さんがジャニーズ事務所に入所したのは2004年、中学1年生のときです。アイドルになることに憧れ、自ら履歴書を送りオーディションに参加。その努力と礼儀正しさが評価され、見事ジャニーズJr.としての活動をスタートさせました。
当時から“真面目でコツコツ努力を積み重ねるタイプ”だった阿部さんは、地道に経験を重ねながら自分のポジションを築いていきました。
Jr.時代は“影の努力家”として存在感を発揮
ジャニーズJr.として活動するなか、阿部亮平さんは歌やダンスだけでなく、MCや芝居などにも積極的に挑戦し、マルチなスキルを伸ばしていきました。Snow Manの前身ユニットである「Mis Snow Man」にも参加し、グループの一員としてコンサートや舞台に出演していきます。
その一方で、「学業も諦めたくない」という思いを強く持っていた彼は、常に二足のわらじを履いて活動していました。
大学受験のための活動休止という“異例の決断”
阿部亮平さんのデビュー秘話の大きなポイントは、2011年に学業専念のために芸能活動を一時休止したことです。ジャニーズの中でも極めて珍しいこの選択は、大きな話題となりました。
その後、見事に上智大学に合格し、さらに大学院にも進学。在学中に気象予報士の資格まで取得し、芸能界でも学業でも確かな結果を出したことが、多くの人に感動と刺激を与えました。
Snow Manメンバーとして活動再開と再結成の歩み
学業と向き合いながらも、2012年にはSnow Manのメンバーとして再び芸能活動を本格化。舞台『少年たち』をはじめとする多くの作品に出演しながら、グループとしての基盤を着実に築いていきました。
阿部さんはインテリ担当としての個性を発揮する一方で、ダンスでは高い技術力を持ち、パフォーマンスでも欠かせない存在となっていきます。
デビュー秘話:15年越しの念願が叶った瞬間
2020年、Snow Manはシングル「D.D.」でCDデビューを果たします。阿部亮平さんにとって、これは入所から実に15年以上を経てのデビューでした。
「ここまでの道のりは遠かったけど、自分の選択を信じてよかった」と語った阿部さん。その言葉には、努力と信念、仲間とファンへの感謝が込められていました。
Snow Manの中で“信頼される頭脳”としての役割
阿部亮平さんはグループの中で、知識と冷静な判断力を活かし、クイズ番組やコメントの場面でその魅力を発揮しています。感情的になる場面でも周囲を落ち着かせることができる存在として、まさに“理性の柱”といえるでしょう。
メンバーからも「阿部ちゃんがいると安心できる」と言われるほど、信頼されている存在です。
まとめ
阿部亮平(Snow Man)さんのデビュー秘話は、夢を諦めず、学びとアイドルの両方を貫いた“努力と知性”の物語です。華やかな舞台に立ちながらも、自分のペースで一歩ずつ歩み続けてきた姿勢は、多くの人に勇気と希望を与えています。
これからもアイドルとして、そして知的なタレントとして、さらなる活躍が期待される阿部亮平さん。その存在感は、ますます輝きを増していくことでしょう。