SixTONESのメンバーとして活動する髙地優吾さん。おっとりした雰囲気と優しい笑顔でグループの“癒し担当”として愛される彼ですが、そのデビュー秘話には意外なスタートと、何年にもわたる努力と成長の物語が隠されています。今回は、髙地優吾さんのジャニーズ入りからSixTONESとしてのデビューまでの道のりを丁寧にご紹介します。
目次
芸能界入りのきっかけは“まさかのTVオーディション”だった
髙地優吾さんがジャニーズ事務所に入所したのは2009年。当時、高校生だった彼は友人のすすめで、バラエティ番組『スクール革命!』内の「第3回・あなたのためのオーディション」に応募します。本人はあくまで“記念受験”のつもりだったそうですが、見事にグランプリを獲得。
そのままジャニーズ事務所への所属が決定し、異例の形で芸能界入りを果たすことになります。
ダンスも歌も未経験…“最初はド素人”だった
オーディションをきっかけにジャニーズJr.として活動を始めた髙地さんですが、入所当時はダンスも歌もまったくの未経験。ほかのジュニアたちに比べてスタート地点が大きく違っていたため、「本当に自分がここにいていいのか」と不安に感じたことも多かったと語っています。
それでも毎日地道に練習を重ね、誰よりも謙虚に学び続ける姿勢が、徐々に周囲から認められていきました。
ユニット活動と“チャンスの波”をつかみ続けた日々
入所後は様々なジュニアユニットに参加しながら経験を積み重ねていった髙地優吾さん。特に印象的だったのが、2012年に結成された「バカレア組(のちのSixTONES)」としての活動です。
このユニットは当初、ドラマ『私立バカレア高校』から派生したものでしたが、人気と実力を兼ね備えたメンバーが集まり、後にSixTONESへとつながる重要なステージとなりました。
SixTONES結成とメンバーとの“深い絆”
2015年、舞台『少年たち』での共演を経て、正式にSixTONESが結成されます。個性派ぞろいのメンバーの中で、髙地優吾さんは“潤滑油”のような役割を果たす存在に。周囲を明るくし、メンバーの間に立って調和を保つ力は、グループにとってなくてはならないものとなりました。
メンバーからも「SixTONESにいてくれて本当に良かった」と言われるほど、信頼と愛情を集めています。
CDデビューに至るまでの葛藤と達成感
2020年1月、SixTONESは「Imitation Rain」で待望のCDデビューを果たします。この瞬間、髙地さんは「ここまで続けてきてよかった」と心から思ったそうです。自らのスキル不足に悩みながらも、諦めずに努力を続けた10年以上の軌跡が、ようやくひとつの形になった瞬間でした。
決してエリートではなかった彼だからこそ語れる“リアルな努力のデビュー秘話”に、多くのファンが共感と感動を覚えました。
俳優・バラエティでも光る“マルチな才能”
現在では、SixTONESの活動に加え、ドラマや映画、バラエティ番組にも出演し、マルチに活躍する髙地優吾さん。穏やかで自然体なキャラクターはテレビでも親しまれ、俳優としての成長も目覚ましいものがあります。
努力を積み重ねてきた人だけが持つ“芯の強さ”が、ジャンルを問わず輝きを放っています。
まとめ
髙地優吾さんのデビュー秘話は、まさに“逆転の物語”です。未経験から始まり、努力と誠実さで一歩一歩成長を重ね、ついにSixTONESとして華々しくデビューを果たしたその道のりには、多くの学びと感動が詰まっています。
今後もその柔らかな人柄と確かな実力で、さらに活躍の場を広げていく髙地優吾さんから目が離せません。