目次
清楚なイメージの裏にある家庭環境と兄弟構成
サスペンスドラマの女王として数々の名作に出演し、その落ち着いた雰囲気と端正な美しさで長年多くの視聴者を魅了してきた片平なぎささん。1970年代にデビューし、アイドルとして歌手活動もしていた彼女ですが、今ではすっかり実力派女優の印象が強くなっています。
そんな片平なぎささんには、あまり知られていない兄弟がいます。実は3人きょうだいの末っ子で、上には2人の兄がいるのです。このことはあまりメディアでは語られていないため、ご存じない方も多いのではないでしょうか。
上に兄が2人という環境で育った片平さんは、幼少期からおとなしく礼儀正しい性格だったそうです。男兄弟に囲まれていたことで、自然と人に譲る心や気配りが身に付き、のちの女優業にも活かされているようです。
デビューのきっかけは兄の一言だった？
1974年、TBS「スター誕生！」で合格し芸能界入りを果たした片平なぎささんですが、その裏には兄の助言があったといわれています。
当時、芸能界入りに対しては不安もあった彼女ですが、ひとりの兄が「挑戦してみたらどうだ？きっと合うと思う」と背中を押してくれたことがきっかけでオーディションに挑んだそうです。家族、とりわけ兄からの後押しがなければ、今の片平なぎささんの活躍は見られなかったかもしれません。
このエピソードは、テレビではほとんど語られていませんが、実はデビュー当時のインタビューの一部で語られていたことがあり、ファンの間では「片平さんのお兄さん、グッジョブ！」と話題になったこともあります。
芸能界に無関心な兄たちの意外なエピソード
面白いことに、2人の兄たちは、片平さんの芸能活動にはほとんど無関心だったとのこと。人気絶頂の時期でも「テレビに出ていたね」程度の感想しかなかったそうで、むしろそれが片平さんにとっては心地よかったと語っています。
とはいえ、実家に帰省したときには、録画されたドラマを兄が何気なく観ていたり、「あの役、よかったぞ」とぽつりと声をかけてくれたこともあったそうで、無関心に見えて実は温かく見守ってくれている関係性に、片平さん自身も深く感謝しているそうです。
兄たちは一般企業に勤務しており、芸能界とは無縁の世界で真面目に働いてこられたとのこと。そんな堅実な家族の存在が、片平さんの浮つかない誠実な演技を支えているのかもしれません。
幼少期の兄妹関係が形成した芯の強さ
片平なぎささんは、子どもの頃から2人の兄に囲まれて育ちました。男の子たちの中で末っ子として過ごす中、多少のいたずらにも負けず、泣き虫になることもなく、しっかりとした性格が育まれたと言われています。
時にはお兄さんたちにからかわれたり、ちょっとした喧嘩になったりもしたそうですが、兄妹の絆は非常に強かったそうです。「泣いたら負け」と思って耐える場面もあったそうで、その強さが今でも女優としての安定感につながっているのではないでしょうか。
また、実家では非常に教育熱心な雰囲気だったそうで、兄たちも成績優秀。片平さん自身も成績が良く、中学時代には生徒会で活動するほどの優等生だったとのこと。そうした環境が、品のある佇まいや知的な雰囲気の源泉になっているのでしょう。
兄たちとの関係は今も変わらず良好
現在、片平なぎささんは独身を貫いていますが、家族との絆は変わらず強いままだといわれています。特に兄たちとは今でもたまに連絡を取り合い、年末年始には実家で顔を合わせることもあるそうです。
意外なことに、片平さんは兄から定期的に本を紹介されることもあり、読書好きな兄妹としての交流も続いているとのこと。読んだ本の感想を送り合うという静かなやりとりに、大人ならではの兄妹関係の温かさを感じます。
一見、サスペンスドラマの中でクールに事件を解決する役どころが多い片平さんですが、その背後には、しっかりとした家庭と、支えてくれる家族の存在があるのです。
上品でミステリアスなイメージが強い片平なぎささんですが、その裏には、温かく堅実な兄たちとの意外なエピソードがありました。派手さはなくとも、静かに見守る兄たちの存在が、彼女の長年の活躍を支えているのかもしれません。今後も、変わらぬ魅力と品格で、多くのファンを惹きつけ続けてくれることでしょう。
Follow me!
