阿部寛さんのデビュー秘話に驚き!モデルから俳優への転身と下積み時代の意外な苦労とは?

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メンズノンノの表紙が運命を変えた!モデル時代の阿部寛

阿部寛さんといえば、高身長に彫りの深い顔立ち、そして圧倒的な存在感を放つ俳優として知られています。しかしそのスタートは俳優ではなく、実は「ファッションモデル」だったというのをご存知でしょうか?

1985年、大学在学中に妹のすすめで応募した「メンズノンノ」のモデルオーディションに見事合格し、いきなり表紙を飾ることに。しかもその表紙は圧倒的な売り上げを記録し、「伝説の創刊号」として語り継がれています。

当時の阿部さんは、身長189cm・体重75kgというまさにモデル体型。たちまち若者たちのカリスマとなり、雑誌・CM・広告などで引っ張りだこの存在になりました。

イケメンすぎて俳優業で苦戦!?驚きの“壁”にぶつかった20代

モデルとしては圧倒的な人気を誇った阿部さんですが、俳優に転向した当初は決して順調ではありませんでした。なんとその理由は「顔立ちが整いすぎてリアリティがない」という意外なものでした。

当時の日本のドラマ界では、“泥臭さ”や“生活感”のある俳優が求められていた時代。あまりに整ったルックスは、逆に「感情移入しづらい」「浮いて見える」と敬遠されてしまったのです。

そのためオーディションに落ち続け、しばらくは脇役や端役が中心。20代後半から30代前半にかけては「仕事がほとんどない時期」が続いたと本人も語っています。

意外なブレイクのきっかけは“古代ローマ人”役だった!?

そんな阿部さんに転機が訪れたのが、2012年の映画『テルマエ・ロマエ』です。古代ローマ人・ルシウスを演じたこの作品が大ヒット。なんとこのキャスティングは、外国人顔負けの“濃い顔立ち”が決め手となったそうです。

元々は「イタリア人俳優を使う予定だった」という噂もある中、阿部さんの独特な風貌がプロデューサーの目に留まり、“日本人なのに古代ローマ人にしか見えない”という抜群のインパクトが評価されたのです。

この作品で主演男優賞も受賞し、コメディセンスも高く評価されました。モデル→俳優→ローマ人という想像を超える経歴が、まさに阿部寛さんの“意外性”そのものです。

実は理系頭脳の持ち主!?理工学部出身というギャップに驚き

多くの人が驚くのが、阿部寛さんが“理系出身”であるという事実です。実は彼は中央大学理工学部を卒業しており、工学系の分野にも強い知識を持っています。

そのため役作りにおいても非常にロジカルに物事を捉えるタイプだそうで、セリフの意味や感情の流れを自分の中で徹底的に分析してから演技に入るのだとか。

テレビドラマ『下町ロケット』で演じた技術者役も、「実際の理系出身者が演じているからこその説得力があった」と業界内でも高評価を受けています。演技と知性、両方を持ち合わせた稀有な存在だといえるでしょう。

デビュー秘話から感じる“努力型”のスターの姿

華やかなモデル出身でありながら、俳優としては長い下積みを経験した阿部寛さん。その歩みから感じられるのは、“天性の才能”よりも“努力と継続”で地道にキャリアを築いてきた人間味のある人物像です。

「顔が濃すぎる」という理由で売れなかった時代を乗り越え、映画やドラマで個性を生かした演技を磨き上げてきたその姿は、多くの人の心を打ちます。

現在では、ドラマ『結婚できない男』『ドラゴン桜』『まだ結婚できない男』など数々の人気作品に出演。コミカルな役柄からシリアスな演技までこなす、まさに“国民的俳優”としての地位を確立しました。


まとめ:阿部寛さんのデビュー秘話は、見た目とのギャップと人知れぬ努力の結晶だった

阿部寛さんのデビュー秘話には、モデルから俳優への転身、俳優としての苦悩、意外な役でのブレイク、そして理系出身というギャップまで、多くの驚きが詰まっています。

そのどれもが、派手な成功談ではなく、失敗や迷いの中で自分を信じ、努力し続けた“人間・阿部寛”の物語です。

今後もどのような役を演じ、どんな意外性で私たちを魅了してくれるのか、阿部寛さんの活躍から目が離せません。

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