ドラマや映画で見せる繊細な表情と、アクションでも映える美しい動き。
今や“演技派イケメン俳優”として圧倒的な存在感を放つ横浜流星さん。
その洗練されたビジュアルと演技力の裏には、意外すぎるデビューのきっかけと、ストイックな努力の積み重ねがありました。
今回は、横浜流星さんのデビュー秘話を中心に、俳優として花開くまでの軌跡をご紹介します。
目次
芸能界入りのきっかけは「原宿でのスカウト」
横浜流星さんが芸能界に入るきっかけは、中学1年生のときに原宿でスカウトされたことです。
その当時は芸能界に強い興味があったわけではなく、主に空手に打ち込む毎日を過ごしていました。
しかしスカウトを受けたことをきっかけに、芸能界への一歩を踏み出します。
所属事務所はスターダストプロモーションで、ここから彼の芸能活動がスタートしました。
実は空手の世界王者!俳優とは別の顔を持つアスリートだった
横浜流星さんのもうひとつの顔といえば、空手の世界チャンピオンという経歴です。
中学3年生のとき、極真空手の国際大会「第7回国際青少年空手道選手権大会(13・14歳男子55kgの部)」で世界一に輝いています。
ストイックに鍛え上げた精神力と身体能力は、現在のアクションシーンや立ち姿にも表れています。
戦隊シリーズ『烈車戦隊トッキュウジャー』でブレイクのきっかけをつかむ
2014年、横浜流星さんはスーパー戦隊シリーズ『烈車戦隊トッキュウジャー』にて、トッキュウ4号・ヒカリ役で出演。
この作品で見せたアクションや落ち着いた演技が話題となり、子どもから親世代まで幅広い層に名前が知られるようになりました。
また、演技に対する意識がこの頃から明確に芽生え、「俳優として生きていく」ことを自覚した時期でもあります。
ドラマ『初めて恋をした日に読む話』で“ピンク髪ブーム”を巻き起こす
2019年、深田恭子さん主演のドラマ『初めて恋をした日に読む話』で、ピンク髪の不良高校生・由利匡平役を演じ大ブレイク。
この役柄で見せたツンデレキャラと真っ直ぐなまなざしに多くの視聴者がときめき、“国宝級イケメン”と称されるほどの人気を獲得しました。
この作品を機に、一気に知名度が全国区となり、以後主演ドラマや映画への出演が相次ぎます。
真面目さと誠実さが俳優としての魅力を底上げ
横浜流星さんは、見た目の華やかさとは裏腹に、非常にまじめで努力家な性格であることでも知られています。
インタビューでは「台本は何度も何度も読み込み、現場では真剣に役と向き合う」と語っており、共演者や監督からも高い信頼を得ています。
また、役柄ごとに筋トレや表情の作り方も細かく変えるなど、“魅せる”ための努力を惜しまない姿勢が、彼の作品に説得力を与えています。
まとめ|横浜流星さんのデビュー秘話は、空手と俳優、2つの道を本気で極めてきた努力の証
横浜流星さんのデビュー秘話は、偶然のスカウトから始まりましたが、その後は空手で培った精神力と身体能力、そして演技への探究心が融合して生まれた実力派俳優としての成長の記録です。
華やかに見える現在の活躍の裏には、目に見えない努力と誠実な姿勢がしっかりと根付いています。
今後も、ますます深みのある演技と、新たな一面を見せてくれる横浜流星さんから目が離せません。