【安田顕さんデビュー秘話】俳優なのに牛の着ぐるみ!?“TEAM NACSの異端児”が日本中に愛されるまでの長い道のり

男性芸能人

ドラマや映画はもちろん、舞台やバラエティでも圧倒的な存在感を放つ俳優・安田顕さん。
真面目な役からクセのある変人まで幅広いキャラクターを演じるその実力は、今や日本の演劇界・映像業界に欠かせない存在です。
しかし、その華やかな活躍の裏には、札幌で地道に活動していた“無名時代”と、笑いと葛藤に満ちたデビュー秘話がありました。
今回は、安田顕さんがどのように芸能界に入り、全国区の俳優として開花していったのかをたっぷりご紹介します。


きっかけは北海道の大学時代!“TEAM NACS”の旗揚げメンバーに

安田顕さんは北海道室蘭市出身で、北海学園大学に進学後、演劇研究会に所属します。
ここでの出会いが、後に結成される伝説の演劇ユニット「TEAM NACS」へとつながります。
当時は演技経験ゼロだった安田さんですが、演劇の魅力に引き込まれ、仲間たちとともに舞台に情熱を注ぐようになります。


初期は「役者じゃなくてマネージャー希望」だった!?

実は、安田顕さんは演劇の世界に入った当初、裏方志望だったというエピソードがあります。
「自分は目立つタイプじゃない」と思っていた安田さんは、当初は舞台の制作や演出補助の仕事に興味を持っていたそうです。
それでも、仲間たちに背中を押され、次第に舞台に立つようになり、観客の反応が演じる喜びに変わっていったと語っています。


全国的に知られたきっかけは『水曜どうでしょう』の“牛役”!?

1996年から放送されていた北海道ローカル番組『水曜どうでしょう』。
安田さんはこの番組内で、「onちゃん」(HTBのキャラクター)の中の人として出演するなど、俳優とは思えない立ち位置で番組に登場していました。
牛の着ぐるみや意味不明なコント、奇抜なギャグ…一見するとふざけているように見えるその姿が、視聴者の心をつかみ、“名脇役芸人”的な注目を集め始めます。


芸人ではなく、実は“演技ガチ勢”!舞台と映像で徐々に評価が上昇

コメディ色が強かった初期の印象とは裏腹に、安田顕さんは舞台やドラマで本格的な演技力を発揮しはじめます。
TEAM NACSとして全国公演を重ねる中で、演出家や制作陣からの評価も高まり、舞台からドラマへと活躍の場が広がっていきました。
2000年代以降は、『ハケンの品格』『下町ロケット』『なつぞら』など地上波の人気ドラマに続々と出演し、「バイプレイヤーの宝石」と称される存在となっていきます。


常に“どこか普通じゃない役”を極めてきた独自の道

安田さんの魅力は何と言っても、「ただの真面目な人では終わらない」点にあります。
奇妙なクセのある役、不器用で愛おしい役、怒鳴っていても憎めない役など、“人間味あふれる変人”を見事に演じ切るその力は唯一無二です。
また、シリアスな役でもコミカルな役でも自然体でいられる表現力の幅が、演出家や共演者からも高く評価されています。


まとめ|安田顕さんのデビュー秘話は、裏方志望だった青年が笑いと演技で人の心をつかむまでの道のり

安田顕さんのデビュー秘話は、目立つことを避けていた青年が、仲間とともに演劇の道へ進み、笑いと演技の中で自分の居場所を見つけていく感動のストーリーです。
地方発の演劇ユニットから、今や日本中に知られる実力派俳優へと成長したその道のりは、多くの人に勇気を与えてくれます。
これからも、唯一無二の存在感で多くの作品を彩ってくれる安田顕さんに、ますます注目が集まります。

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